重複コンテンツ対策
ページが多くてサイトボリュームがあることがSEO的に有利であるため、以前は、同じような内容のページを量産したり、サテライトサイトとして全く同じサイトを別ドメインで立ち上げたりが普通にされていました。
2000年代前半は、グーグルの検索エンジンが重複コンテンツを厳しく制限していなかったので、例えば、ページ内の都道府県名を変えただけでも上位表示することができたのです。
しかし、この状態ですと、検索した時に同じ内容のページばかりがヒットして他の有益な情報を得られないというデメリットが生じたため、グーグルは重複コンテンツを厳しく取り締まるようになりました。
そして、パンダアップデートによって、インターネット上に類似内容のサイトがあるとその中の1ページのみが上位表示され、他のページは上位表示されにくい状態に変更されています。
これは、ドメイン内に限らず、他人が作ったページ内容と類似していても問題となり、場合によってはサイト全体の評価が下がるので気を付けなければなりません。
sujiko.jp(スジコ)
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『類似ページ比較』、『サイト内・サイト外類似ページ判定』が可能です。自身のサイト内の重複ページチェックの他、無断コピーされたページや偶然似てしまっているページのチェックもできます。無料登録で回数無制限なので助かりますよ。
FerretPLUS(フェレットプラス)
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無料登録で1日5回チェックできます。使い方としては簡単ですが、評価とSEO順位が表示されるだけで、どのページと似ているのかなどの情報が一切表示されないのが残念です。
影武者
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無料版は申込みした月に10回利用できます。高機能ですが、翌月以降は有料となるのが残念です。
重複コンテンツが見つかった場合の対応
同じ内容のページが見つかった場合は、そのままにしておくとデメリットしかないので、すぐに改善しなければなりません。
方法としてはいくつかありますが、その中でも簡単な方法について説明いたします。
(1)重複ページを削除する
折角作ったページですが、類似ページが表示されないばかりかサイト自体の評価が下がるので、思い切って本命ページのみを残して後は削除するのがベストです。
(2)類似ページの変更
『時間を掛けて苦労して作ったページを捨てるのは嫌だ!!』と言う方は、上記チェックで安全と評価されるくらいに文章を変更しましょう。ただし、これには最初からページを作る以上に時間を要します。
(3)canonicalで優先ページを指定する
以下のタグをhtmlファイルやphpファイルの<head>~</head>に入れます。その時、本命ページのURLを指定することにより優先度が決められ、重複コンテンツではなくなります。WordPressの場合、All in One SEO Packプラグインを使うと簡単に指定できます。
<link rel="canonical" href="http://www.優先させたいページURL">
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