パンダアップデート対策
ホームページ制作が一般の方にも広まった2000年代前半は、サイトを量産してSEO対策で相互リンクし、上位表示を目指すという流れが根付き、『内容がないサイト』や『ただテキストが詰め込まれた文章になっていないサイト』、『他人の記事をコピーしたサイト』などが上位表示されるようになっていました。
この流れを是正するためにGoogleが投入したアルゴリズムが『パンダアップデート』で、日本では2012年7月から実施されています。
名前だけ見ると可愛いですが、低品質のサイトを根こそぎ退ける強力なアルゴリズムです。
パンダアップデートでペナルティを受ける可能性がある行為
- 他のサイトからコピーしたテキストを使用している
- 他のサイトと内容がカブっている
- 自サイト内の他のページとほぼ同じ内容である
- テキスト量が少ない
- プログラムによって自動生成されたコンテンツである
- アフィリエイトリンクとテキストをそのまま転載しているだけで独自性がない
パンダアップデートで評価を下げない方法
上記を見てお解りのように、他人のサイトから勝手にコピーすることは倫理違反ですし、内容がないサイトを見ても意味がないので、評価が下げられて当然です。
つまり、この逆のことを行えばいいわけで、オリジナリティ(独自性)溢れる内容のサイト制作を心掛ければスパム認定を受けませんし、検索結果上位表示にも近づくことになります。
この場合、オリジナリティが必要であるのはテキストの内容と量であることを忘れてはいけません。
画像は直接、閲覧者に訴えかける重要なアイテムですが、検索エンジンのクローラにとってはaltの情報しかなく、どれだけ画像を増やしても評価にはつながりにくいからです。
自分で考えたある程度長い文章を書き込むことを心掛けてください。
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